介護業界には、様々な資格があります。介護の仕事の中には無資格でもできる仕事はありますが、資格を持っていれば、安定した給与で働くことができたり、幅広い仕事を任せてもらうことができます。ですから、少しでもいい条件でやりがいを持って働くためには、介護系の資格取得を目指すことをおすすめします。
介護系の資格で有名なものは、介護職員初任者研修や介護福祉士、ケアマネージャーなどですが、民間の資格の中には、レクリエーション介護士というものもあります。介護の仕事は多岐にわたり、身体介護や生活援助の他に、利用者に喜びや生きがいを感じてもらえるようなレクリエーション活動もあります。レクリエーション介護士は、利用者を笑顔にすることができる技術を身につけていることを証明する資格であり、取得しておくと就職や転職活動をするときに有利になります。
レクリエーション活動は、利用者さんに喜びや笑顔を与えつつ、認知症予防や身体機能を維持するために役立ちますが、知識や経験が浅い介護士が担当してしまうと、マンネリ化してしまうという課題を抱えています。また、利用者さんみんなが楽しめるようなレクリエーションをする必要があるので、各施設では何を行うべきかで悩むという話も耳にします。そのため、レクリエーション介護士のような資格が誕生したのでしょう。ですから、レクリエーション介護士の有資格者は、老人ホームやデイサービスセンターなど、様々な施設で活躍できるチャンスがあるはずです。